映画パンフレット バンザイ!
シークレット・ウインドウ (Secret Window),2004
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パンフレットデータ
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パンフ表紙画像の下、3分の1くらいに見える白っぽい帯は、半透明用紙で作られており、パンフを閉じる封印の役目をになっています。「映画をご覧になってから、封印をお解き下さい」という文字とともに。 本作、最後のオチが途中でわかってしまう、と非難囂々のようです。でも、ジョニーの演技はイイ、と締めくくられるところまで、みなさん同じ。ま、私も同じようなことを思いましたから、何も言えませんけど、「そこまで判で押したように似たような感想を書き連ねなくても……」と嫌気がさすほどでした。 よくミステリーファンの中で、「冒頭の登場人物表を見ただけで、犯人がわかってしまう」という方がいらっしゃるとか。じゃあ、その方はミステリーが嫌いかと言えば、さにあらず。そして、犯人を言い当てられてしまった小説自体が不出来なものかと言えば、それも否。「お約束」的事項はお互い了解の上で、最後まで虚構の世界を楽しめたなら、ミステリーファンも満足し、小説としても成功なのですね。 私は本作の虚構世界を、充分堪能できました。それはいろんな要素の合わせ技であると思います。ジョニーの演技もその一つ、他にも、ジョン=タトゥーロの存在感、湖畔のログハウスのセット、などなど。行き先の見当がついても、そこに至る道行きの風景を楽しめたらOKだと思うのです。ただまあ、その割に宣伝の段階で「ラストの封印」にこだわりすぎたのかなぁ、とは思います、パンフの封印帯に代表されるように。それよりも、ネタバレせよとは申しませんが、別の切り口で宣伝できなかったのかなぁ、と残念です。そう考えると、映画宣伝って、興行収入ばかりでなく、映画そのものの評価まで左右してしまうのですね。 パンフはページ数的にコンパクトながら、充実の内容。ジョニーや監督へのインタビューもあり、プロダクションノートも4ページにわたり掲載、その他にエッセイも3編、キャスト・スタッフの紹介も詳しいです。凝った作りではありませんが、価格分以上の充実度は感じられます。願わくば、封印帯に使った分のコストを、内容やデザインにまわしてくれればなぁ、と思ってしまいます。 (2004年11月) |
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