映画パンフレット バンザイ!
きょうのできごと,2003
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パンフレットデータ
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「何も起こらない」ということが毎日起きている、ということの劇的さを描いています。浜に打ち上げられたクジラ、ビルの狭間にはさまった男、つかの間メディアの中心に据えられる、そんなできごとの周辺で、多くの人々は暮らしています。しかし、「事件に小さいも大きいもない」のと同様に、できごとに中心も周辺もなく、この世の森羅万象はすべからくつながり合い、無関係なものなどないのです。その「つながり」が、どんなに些細なものであっても、です。 飲み会大学生の「普通っぽい日常(あくまで“普通っぽい”のであって普通ではない)」は、観客自身が、あんな日常を経てきたか、そして、そんな日常をどう感じてきたかで、評価や感想が大きく分かれるでしょう。それは「好き嫌い」を超えて、自分の来し方のカーボンコピーのように、明確にあらわれるに違いありません。 あちこちで評されているように、抜群にうまくて存在感があるのは池脇千鶴。しかし、飲み会のアンサンブル、ビルにはさまった男と救助隊員の戯曲的な掛け合い、浜辺のクジラの映像詩的雰囲気、どれも私にとっては捨てがたい味わいに満ちていました。 パンフは書籍風。映画公開に合わせて企画・販売されたオフィシャル・フォトブックのプロモーションのような構成。ただまぁ、写真はきれいだし、主要出演陣のインタビューもあって、読み応えは充分あります。 (2004年6月) |
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