映画パンフレット バンザイ!
阿修羅のごとく,2003
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パンフレットデータ
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四大女優の共演が話題になりましたが、本作の本当の主役は「美術」です。昭和50年代半ばの風景や風俗が、ごく自然に再現されています。貼り紙や自動販売機、家電など、あまりに奥ゆかしくて、その存在に気づかないほど。けれど、彼らの主役としてのスゴさは、その“気づかなさ”にこそあるのです。まるで、昨年江戸東京博物館で実施された特別展「東京流行生活展」が映画になったようです。 四姉妹は、上2人は「演技がすごくうまいけど、やっぱり最後まで大竹しのぶと黒木瞳でした」って感じ。深キョンは「演技は下手だけど四女・咲子に見えました」。深キョンが画面に映っている感じはしなく、いままでの彼女の演技に比べたら数百段階さまになっているように思います。そう思わせたのは彼女の「声」の違いではないかと私はニラんでいます。深津絵里は、言うことなし。「演技もうまいし、ちゃんと三女・滝子に見えました」。作品中で滝子は変わっていくけれど、深津絵里が演技を変えたのではなく、滝子というひとりの人間が変わっていったと思わせる演技は秀逸です。 獅童ちゃんの芝居は賛否両論のようですが、私は楽しめました。「君って、そんな演技の引き出しもあったのかい!?」とうれしくなりました。同じ役をオリジナルTVドラマでは宇崎竜童がやっていたそうな。これは見比べてみたくなりますな。おまけにこの2人“童”つながり。キャスティングで遊んだのかしらん。 パンフは最近はやりの書籍タイプ。四女優それぞれのインタビューもあり、内容充実。これで700円はお得です。 (2004年4月) |
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