映画パンフレット バンザイ!

アダプテーション(Adaptation),2002

アダプテーション表紙

パンフレットデータ

発行日 2003年8月23日   編集 プチグラパブリッシング
アスミック・エース/井原敦哉、伯井玲子、廣村織香、竹内伸治
デザイン グラマー/齊藤直純   印刷 株式会社 北斗社
発行 アスミック・エース エンタテイメント株式会社   定価 700円
判型 B5   総頁数 36頁

たわけた、人を喰ったオハナシであります。

ニコラス=ケイジの、ダサダサ野郎ぶりが素晴らしい。双子の兄弟をひとり二役で演じておりますが、どちらも別の意味で“ダサダサ”な感じをうまく出しています。

金を稼ぐかどうかは別にして、「仕事」としてモノを書いたことがある人なら「あるある!」と思わせる「書けないゾ、困ったギャグ」がちりばめられています。シナリオの教祖、ロバート=マッキーなる人物(実在らしい)がエキサイティングに語るシナリオライティングテクニックは、実にセオリー通りで、主人公・チャーリーが書くシナリオのスタイルと真っ向から衝突しているのがおもしろい。

チャーリーがシナリオに煮詰まってマッキーの講義に参加したあと、彼に「どうしたらよいか」と相談します。「まだ、起死回生の手がある」とマッキーがチャーリーに伝授するのは、主人公を後半で変化させ、成長させること。「ただし」とマッキーが付け加え、「きっかけとなる、都合のいい人物を突然登場させるなよ」──って、それ、お前ジャン! とスクリーンに突っ込みたくなったのは私だけ? そんなフザケっぷりが効いています。

ニコラス=ケイジ、メリル=ストリープという大御所が出演していながら、パンフの中で彼らが紹介されるのは後半24頁目から。このあたりも、本作の性質をよく表しています。

(2004年2月)

映画の詳細はこちらで検索を!→http://www.allcinema.net/


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