映画パンフレット バンザイ!

スパイダーマン2 (Spider-Man 2),2004

スパイダーマン2表紙

パンフレットデータ

発行 2004年7月10日   印刷 成旺印刷(株)
発行所 東宝(株)出版・商品事業室   発行者 藤原正道
編集 (株)東宝ステラ   デザイン 山本廣臣
  定価 600円
判型 A4変形(左右10mmほど長い)   総頁数 28頁

み終わって、明日にでも『3』がみたくなりました。

ヒーローものに、新しい地平を拓く予感を感じさせた前作を承けて、本作もやってくれました。アクションシーンも、絶対CGだとわかっているのにドキドキワクワクしてしまう──あの感覚は何なのでしょう? 『少林サッカー』なんかとはまったく異なる高揚感、もちろん、『マトリックス』シリーズや『スターウォーズ』シリーズなんかは足下にも及びません。これはきっと、テクニックだけではなく、センスの問題なんでしょうなぁ。DVD化されたときにでも、メイキングや特典映像で、その辺の秘密に迫っていただけるとうれしい。

それにしても感じるのは、『平成ガメラ』シリーズ三部作との類似性。第1作は、ジャンルへのオマージュ、第2作はいままでにない新しい路線、そしておそらく第3作で、シリーズを通した敵との闘いを描くことで締めくくる──そんな流れが、相似形と見て取れるのです。もっとこじつけて言わせていただけば、ドック・オクとレギオンの造形も似て見えてくるのです。触手が強力な武器となる点、また、レギオンの幼体と、ドック・オクの触手の先の形態もそっくりだなぁ、と思うのです。さらに、ピーターが一度はスパイダーマンであることを捨ててしまう点と、ガメラがレギオンの攻撃によって停止してしまう点、そしてそれぞれ、復活する点……。考えれば考えるほど、そっくりに思えてしまいます。作劇の基本に則れば、自然とそうなってしまうだけなのでしょうか。

パンフも、ハリウッド大作ものにありがちな、スチル写真を格好良く並べただけのおざなりな作りではなく、しっかり読ませどころも詰まっています。なかでも、「プロダクションノート」と「『スパイダーマン2』をさらに楽しむための8つのコラム」「ドック・オク スパイダーマンを自信喪失させた最初の強敵(おとこ)」が読み応えあります。もちろん、読むのは作品観賞後に、してくださいね。

(2004年7月)

映画の詳細はこちらで検索を!→http://www.allcinema.net/


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