映画パンフレット バンザイ!

Mr.インクレディブル (The Incredibles),2004

Mr.インクレディブル表紙

パンフレットデータ

発行 2004年11月27日   発行承認 ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン)
編集・発行 松竹株式会社 事業部   編集 吉野ちづる
デザイン 深祐 貴  
印刷 港印刷株式会社   定価 600円
判型 182mm×198mm   総頁数 56頁

なんだか「いままでのピクサーアニメとは違うなぁ」という印象を持ちながらみていました。もっとも、全部のピクサー作品をみたわけではありませんが。

確かに「ピクサー初の、人間を主人公にしたアニメ」なので、従来とは雰囲気が異なる、という部分があったかもしれません。しかし、パンフを読んで、自分が感じた差異の理由を知って合点がゆきました。本作の監督は「アイアン・ジャイアント」を監督したブラッド=バード氏だったのです。当時「アイアン・ジャイアント」の賛辞に、決まり文句のように付されたフレーズが「ディズニー映画とはひと味違った傑作アニメ」。そんな映画を作った監督が、そのディズニー映画に乗り込んで作った3DCGアニメは、やはり傑作と呼ぶにふさわしい作品でした。

ストーリーうんぬんではなく、設定とキャラクター造形、これがすばらしく巧い。そして、伏線かと思わせるディテールをちりばめながら、それらをときには拾い、ときには捨て、あるいは外す、そんな脚本のテクニックにまいりました。スーパーヒーローとその家族の物語でありながら、同時に私たち普通の人々がどう生きていくかを見据えた物語でもあるのです。

思えば「アイアン・ジャイアント」でもスーパーマンが重要なモチーフとして登場していました。アニメ界のスーパーヒーロー・ブラッド=バード氏は、これからどんな活躍を見せてくれるのでしょうか。

パンフは、シールありピンナップありでサービス満点。ページ数もたっぷりで読み応えも充分。あらゆる世代が、どこかで満足できる作りになっている点は、さすがディズニーさん。

私がみたのは字幕版でしたが、ぜひとも吹き替え版もみてみたいですなぁ。それにしても、悪役・シンドロームが、ずうっっと閣下にみえて仕方がなかったのは、私だけでしょうか……。

(2004年11月)

映画の詳細はこちらで検索を!→http://www.allcinema.net/


ホームに戻る

50音順トップに戻る

鑑賞順トップに戻る