映画パンフレット バンザイ!
CASSHERN ,2004
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パンフレットデータ
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「新造人間キャシャーン」は、世代的にはドップリなのですが、実は私、1度も見たことがありません。なので、アニメとの比較、という視点はありませんので、あしからず。 多くのみなさんがすでに語っていらっしゃるように、「映像」作品としては抜きん出た力を見せつけます。あるカットの構図、あるシークエンスの動き、そういう単位で切り刻めば、それぞれのパーツとしてはキレイなのに、「映画」として繋げてしまうと、落胆の溜め息が漏れてしまいます。何が起きているのか、何で大騒ぎになっているのか、よくわからないシーンも結構ありました。 主人公・CASSHERNを演じる伊勢谷友介氏は、こういう作品の主役を張るには、存在感が薄過ぎるように思います。濃密に彩られた未来世界という背景に呑み込まれてしまっているのです。たとえば替わりを勤めさせるなら、パッと思いつくところで「藤原竜也」くん。いかがでしょう? 伊勢谷氏とは年齢が少々離れていますが、そもそもCASSHERNを伊勢谷氏くらいの年齢に設定する必要性はないわけですから、藤原くんに合わせて、もっと若々しい物語にしてもよかったのではないか? というくらい思ってしまいます。むしろ、そのほうがCASSHERNの苦悩や迷いや、若さゆえの凶暴性みたいなものが表現できたのではないでしょうか。……って、我田引水? 役者でおもしろかったのは、唐沢氏とミッチーかな。この2人のウソ臭い感じは、本作の雰囲気と非常にマッチしています。 パンフは3分冊になり、それらがひとつの箱に収められています。40頁の2冊は、ほとんど写真集。3冊目の32頁版に文字情報が多数あります。その中でオススメのコンテンツはやはり「絵コンテ」でしょうか。紀里谷氏の仕事ぶりを彷彿とさせる、ていねいな絵コンテです。これを見ると、やはり彼は、「芸術家肌の監督」ではなく、「芸術家」そのものなのかなぁ、と思えます。ほかには「新造人間キャシャーン」を知らない世代や、私のように無教養な人々に向けた「CASSHERN THE ORIGIN【アニメ「新造人間キャシャーン」とは?】」が役立ちました。これを読んで、オリジナルアニメも見てみたくなりました。 (2004年9月) |
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