映画パンフレット バンザイ!
座頭市,2003
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パンフレットデータ
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| なんといっても、わかりやすいですな。これまでの北野映画を想定していくと、そのサービス精神旺盛な「わかりやすさ」に肩すかしを食らいます。でもね、やっぱり「たけし映画」なんだな。ヤクザとトラブって身を隠すところなんか、まんま「ソナチネ」だし、浅野忠信と夏川結衣の武家夫婦なんて、まるっきり「HANA-BI」だし。
あと、これはちゃんと確認できていないので想像なのですが、斬り合いでできる傷や血しぶきは、きっとCGでしょう。それから、ウワサのタップシーンで、ある登場人物が一瞬、幼少時に戻る、これもCG。うまいな、と思います。前にもどれかの映画のときに書いた気がしますが、これも「CG、かく使うべし」という、お手本。ハリウッドの大作のようなCGの使いぶりは、金持ちの子どもが高価なおもちゃを見せびらかしているようで見苦しい。映画監督は今後、CGをいかに作品に取り込むか、というセンスが試され、評価の大きな要素になるのではないでしょうか。 パンフは、ちょっとした書籍。84ページという厚さを使ったお遊びがあるのも楽しい。「見る」ページと「読む」ページを明確に分けた編集も好感が持てます。内容の充実ぶりに比べ、価格もお手ごろ。 (2003年12月)
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