映画パンフレット バンザイ!

フリーダ(Frida),2002

フリーダ表紙

パンフレットデータ

発行日 2003年8月2日   発行元 アスミック・エースエンタテイメント株式会社
Bunkamura
編集 稲田隆紀
中村由紀子
アスミック・エース
アイ・プランニング(デザイン共)
  定価 700円
判型 A4   総頁数 28頁

うまいですなぁ。冒頭、ベッドに横たわった晩年のフリーダがアップのまま振り返ると、そのまま女子高生時代のフリーダが走っていく姿に変わっていくつなぎで、もうマイってしまいます。フリーダが描いた絵画と実写の場面がリンクする数々のシーン、夫のディエゴについてニューヨークへ渡った際の、コラージュを用いたシーンなどにうまさがにじみ出ております。

それもそのハズ、みたあとで知ったのですが、監督は「タイタス」のジュリー=テイモア、舞台『ライオンキング』の演出でトニー賞を得た人であります。その映像感覚は斬新で独特。過激で絶望感・悲壮感漂うフリーダの絵画を映像化するには適材だったといえるでしょう。

俳優陣が豪華です。熱演のサルマ=ハエックはもちろん、脇の方々もエドワード=ノートン、アントニオ=バンデラス、ジェフリー=ラッシュ、アシュレイ=ジャドなど、主役級がズラリ。彼らの存在も本作を見応えあるものに押し上げています。

フリーダのお父さんが、いい味出しています。結局、フリーダが絵画にのめり込む最初のサポートをするのも、お父さん。フリーダの人格形成に、あのお父さんは大きく影響しているんだろうなぁ、と思わせます。登場時間は、あんまりないんですけどね。

(2004年1月)

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